子どもの自転車デビューに準備が必要なものは何かが分かります
子どもをはじめて自転車に乗せるパパやママ
子どもの自転車デビューに必要なものは?

法律上や万が一のことを考えて用意が(実質的に)必須なものと、防犯上や子どもの安全・自転車の利用シーンに応じて用意した方が良いものに大別されます。
それぞれ以下の通りです。
必須なもの
- ヘルメット
- 自転車防犯登録
用意した方がよいもの
- ライト
- 鍵
- 補助輪
- プロテクター
- 空気入れ
- ベル
- 傷害保険
子どもの自転車デビューに必須なもの【必須】

ヘルメット
13歳未満の子供が自転車に乗車する際はヘルメット着用が努力義務化されています。
転倒時に頭部を守るために必ず準備しましょう。
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
平成20年6月1日 の道路交通法改正 : 道路交通法第63条の10
安全基準適合を示す「SGマーク」が付いたヘルメットが推奨です。
自転車防犯登録
自転車防犯登録は法律により利用者の責務(義務)とされていますので必ず登録手続きを行いましょう。
自転車防犯登録とは?
自転車防犯登録制の目的は、自転車の盗難予防と被害回復です。
自転車防犯登録は、平成6年6月20日施行の「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」第12条第3項「自転車等の利用者の責務」により利用者の責務(義務)とされています。防犯登録することで、自転車の所有者を明確にするものです。
また、防犯登録をすると、警視庁のコンピュータに防犯登録番号等のデータが10年間登録されます。
http://www.bouhan-net.com/about/regist.html
盗難防止や、不法駐輪取締り等で利用されます。
登録方法
- 店舗購入の場合:店舗で購入時に一緒に登録
- ネット購入の場合:最寄りの自転車屋さんで登録
費用
500円〜600円程度(自治体によって異なります)
有効期限
5年〜8年程度(自治体によって異なります)
子どもの自転車デビューに用意した方がよいもの【推奨】

ライト
夜やトンネルなどの暗い場所で運転する可能性がある場合はライト点灯が義務化されています。
第五十二条 車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
道路交通法
暗い場所で乗る可能性がある場合は必ずライトを取り付けておきましょう。
子ども用の自転車には反射板は付いているがライトが付いていない場合が多いので注意しましょう。
鍵
盗難防止のために準備しましょう。
子どもの用の自転車には鍵がついてないものが多いので別途購入する必要があります。
ワイヤーロックやU字ロックなどで地面に固定されているものにロックするのが一番確実です。
補助輪
いきなり補助輪なしで自転車に乗せることが心配な場合は補助輪を購入するのがおすすめです。
ちなみに、小さい頃からストライダーなどのキックバイクに乗っている子どもは、
二輪車に乗るためのバランス感覚を既に習得している場合があり、補助輪なしの自転車でも
すぐになれて乗りこなせる場合もあります。
D-Bikeなら工具なしで補助輪の取り外しができるのでおすすめです。
プロテクター
補助輪なしではじめて運転する場合は転倒時の怪我防止のため用意しておいた方がよいでしょう。
空気入れ
タイヤのバルブ形状(仏・英・米)に合わせた空気入れを選びましょう。全バルブ対応の空気入れなら安心です。
傷害保険
万が一加害者になった場合の高額賠償をカバーするために必要です。
法令上は任意だが加入しておいた方が良いでしょう。
個別の保険で加入するよりも、自動車保険や医療保険などの特約でカバーした方が安い場合が多いです。

まとめ

必須なもの
- ヘルメット
- 自転車防犯登録
用意した方がよいもの
- ライト
- 鍵
- 補助輪
- プロテクター
- 空気入れ
- ベル
- 傷害保険
法律上、用意することが必要なものはもちろん、子どもの安全を守るために本記事で紹介したものを事前に準備して、安全快適な自転車デビューを迎えましょう。
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